互助会は解約できる?

互助会の積み立ての解約について

先日友人から『互助会の積み立て』を止めたいとの相談がありました。

答えは解約出来ますとお応えさせていただき、現在の法律では下記のようになっております。

旧約款の場合
改正前の約款でも、解約を希望する会員に対し、互助会は応じるよう指導されています。

解約の自由化
昭和59年に経済産業省の通達により、標準約款が改正され、加入者は自由に解約できるようになりました。

互助会解約に関する法律

昭和59年、経済産業省の通達により互助会の標準約款が改正され、加入者が解約を自由にできることが定められました。
さらに、改正前の旧約款でも、解約希望者に対して互助会が応じるよう指導されています。


多くの葬儀互助会の実態

  • 割安の説明と現実
    多くの方は、「葬儀費用が割安になる」との説明を受けて加入されていますが、実際には大幅な特別割引はなく、
    積み立てた分だけ値引きされるのが実態です。
    これでは貯金をしていることとほとんど変わりません。
  • 高額な見積もり
    実際の見積もりが一般的な葬儀費用や想定より高額になるケースも多発しています。

解約時の手数料

互助会を解約する際には、解約手数料が発生します。
通常、掛け金の15%から20%が手数料としてかかります。

  • 参考例
    3000円を80回払いで24万円積み立てるプランの場合、解約金は以下の通りです。
    • 解約手数料:3万6000~4万8000円

解約の権利と現状の変化

互助会の解約は加入者全員に与えられた等しい権利です。
しかし近年は葬儀の形が多様化し、次のような変化が見られます。

  1. 家族葬が中心となり、ネット格安プランが増加。
  2. SNSを利用するご遺族様の増加。
  3. 互助会の積み立てにメリットを感じない人が増えている。

さいごに

解約を検討する際には、お客様自身で情報をよく調べることが重要です。
希望する価格やサービスが提供されているかを確認し、選ぶ際の参考資料としていただければ幸いです。

葬儀についてお困りなら中川典礼にぜひご相談下さい!!!

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