菩提寺のお布施はどう決めるのでしょうか?
※ご参考までに内海桂子漫才協会名誉会長より転写
お布施の金額を確認する重要性
菩提寺の僧侶にお布施の額を尋ねると、「お気持ちで結構です」と言われることが一般的です。
しかし、実際にはご遺族様と寺院側で「お気持ち」の認識にズレが生じる可能性があります。そのため、私は必ずお寺様に納める金額を直接確認していただくことをお勧めしています。
戒名とお布施の関係
戒名の種類や内容によって、お布施の金額が異なることがあります。特に、位の高い戒名を希望する場合は注意が必要です。
- 院号について
戒名や法名の中でも「院」の字が付いたものを指し、戒名の上位に位置します。院号の歴史と背景- 平安時代から鎌倉時代では、天皇や皇族、将軍家の戒名として使用されていました。
- その後、大名や家臣、さらには武士や民衆に広がり、現在では在家信者にも普及しています。
- 生前に寺院や社会に大きな貢献をした方が対象となります。
- 本山への申請が必要で、その際にある程度の金額を納める必要があります。
無理のない範囲でのお布施を
戒名の選択やお布施の金額は、各寺院によって異なります。
私は、以下の点を大切にするようお伝えしています。
寺院とよく相談する
戒名の内容やお布施の金額については、僧侶や寺院としっかり相談して決めるのが安心です。
無理のない範囲で
ご遺族様が無理なく納められる金額で戒名を授与していただくのが最善です。
※葬儀についてお困りなら中川典礼にぜひご相談下さい!!!
お布施や戒名の決定には、多くの要素が関わります。まずは菩提寺に直接相談し、ご遺族様が納得できる形で進めることが重要です。
ご不明な点や相談事項がございましたら、どうぞお気軽にお問い合せください。